とある飛行士への・・・

最近は仕事へ行くとき等の移動中に、犬村小六さんのとある飛行へのというシリーズを読んでいるのです。
とある飛行士への追憶 全1巻
とある飛行士への恋歌 全5巻
とりあえずこの2シリーズを読み終えました。もともと戦闘機など空戦なんかが好きで「お?」と思って買った追憶。
敵地の中に取り残された次期女王を載せ、1機で味方の陣地まで飛ぶことを命令された傭兵と次期女王の恋愛。気が付くと読み終わりすごくストーリーにのめり込みました。
そして飛行士への恋歌もそのままの勢いで買いそろえました。
革命により地位と身分をはく奪された元皇子、革命の旗として利用された巫女の恋愛譚。お互いに正体を隠して知り合い恋に落ちていくストーリー。お互いを思う恋心と正体を知ってからの葛藤など読んでいると心が苦しくなっていきましたね。

飛行士とタイトルに入っている通り、2つのシリーズとも戦闘機のパイロットが主人公です。激しくなる戦火の中の恋愛。
そう書くとハリウッドにありそうなストーリーですが、とても面白いシリーズでした。恋歌は特に3,4,5巻と涙が出るほど。
次は追憶の主人公のライバルが主人公の「とある飛行士への夜想曲」を読もうと思います。

恋とか愛とか・・・そんな歌ばかり聞き飽きたわ!あまりそういう歌を聞かなくなりましたが、このストーリーを読んでいると恋とか愛もいいね!と思えてきます。